YouTubeの動画編集機能を強化、クラウドで手ぶれ動画補正、3D変換ツールも


 米Googleは21日、YouTubeで提供しているクラウドベースの動画編集ツール「YouTube Video Editor」の新機能を発表した。

 まず、「Stabilizer」機能は、手ぶれした動画をクラウドベースの演算処理で補正できる機能で、ボタンをクリックするだけでその動画を滑らかにできるという。YouTubeの公式ブログでは、同機能の適用前・適用後のサンプルを掲載してその効果をアピールしている。ただし、このサンプルでは、ぶれを吸収した分、周辺部が削られ、元の動画よりも写っている範囲がかなり狭くなっているようだ。

 これに加えて、2台のビデオカメラで撮影したサイドバイサイドの動画を同期・結合させ、3Dフォーマットに変換するツール「YouTube 3D Video Creator」も公開した。


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(永沢 茂)

2011/3/24 06:00