カスペルスキー、Androidセキュリティアプリの無償期間を年末まで延長


 株式会社カスペルスキーは11日、Android向けセキュリティアプリ「カスペルスキーモバイルセキュリティ9」の最新バージョンとなる「MP2 CF1」の提供を開始した。これに伴い、無償利用期間を当初の1カ月から2011年12月31日まで延期すると発表した。

 カスペルスキーモバイルセキュリティ9は、Androidを標的とした悪質なアプリやウイルスを検出・削除する機能や、紛失したり盗難された端末を遠隔操作でロックする機能などを備える。

 最新バージョンとなる「カスペルスキーモバイルセキュリティ 9 MP2 CF1」では、対応OSとして新たにAndroid 2.3をサポートしたほか、前バージョン比でパフォーマンスが40%向上した。特設サイトから無償でダウンロードできる。

 カスペルスキーは、Android端末のセキュリティ対策を喚起するために、カスペルスキーモバイルセキュリティ9の有償版を提供せずに、1カ月の試用が可能な無償版のみを提供していた。今回、無償利用期間を延長することで、さらに対策を喚起する考え。


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(増田 覚)

2011/5/11 12:07