NTT、8月30日からの防災週間に合わせ「災害用伝言板」の体験サービス

　東日本電信電話株式会社（NTT東日本）、西日本電信電話株式会社（NTT西日本）、NTTコミュニケーションズの3社は、8月30日～9月5日の防災週間に合わせ、災害用安否確認サービス「災害用伝言ダイヤル（171）」および「災害用ブロードバンド伝言板（web171）」を体験利用できるサービスを提供する。

　NTT東日本、NTT西日本、NTTコミュニケーションズでは、災害などの発生によって連絡が取りにくい場合の安否確認サービスとして、電話番号に紐付いた伝言を音声で登録・確認できる「災害用伝言ダイヤル（171）」と、ウェブから伝言を登録・確認できる「災害用ブロードバンド伝言板（web171）」を提供している。

　3社では、いざという時にこれらのサービスをスムーズに利用するには、「キーとなる電話番号」をあらかじめ家族や知人間で決めておくことや、事前に体験しておくことが有効だとして、8月30日～9月5日の「防災週間」に合わせて体験利用期間を設定・運用する。

　体験利用期間は、8月30日午前9時から9月5日午後5時まで。「災害用伝言ダイヤル（171）」の利用には、キーとなる電話番号までの通話料が必要となる。「災害用ブロードバンド伝言板（web171）」の利用は無料。なお、体験期間中に実際に災害が発生した場合には体験利用が中止となる場合がある。

　このほか、毎月1日と15日、正月三が日（1月1日～3日）、「防災とボランティア週間」（1月15日～21日）にも、「災害用伝言ダイヤル（171）」「災害用ブロードバンド伝言板（web171）」の体験運用が行われている。