さくらのレンタルサーバ、DB機能を強化、最上位プランは最大200個作成可能


 さくらインターネット株式会社は、共用ホスティングサービス「さくらのレンタルサーバ」において、データベース機能の強化を9月28日に実施すると発表した。これまで最上位プランでも最大3個だったデータベース作成数を、最大200個まで増やす。各プランの料金は据え置き。

 データベース作成数の増加は、多様化するウェブアプリケーションへの対応として実施するもの。プランごとのデータベース作成数は、「スタンダード」で従来の1個から強化後は20個に、「プレミアム」で同じく1個から50個に、「ビジネス」で2個から100個に、「ビジネスプロ」で3個から200個にそれぞれ増やす。複数のCMSやブログも快適に利用できるとしている。

データベースサーバーの新旧性能比較

 このほか、データベースサーバーのスペック増強も実施。sysbenchによるベンチマークでは、同時処理数16の場合で、トランザクション処理性能が5倍以上に向上するとしている。

 また、データベースとして提供しているMySQLのストレージエンジンとして、従来の「MyISAM」に加えて、新たに「InnoDB」を提供する。


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(永沢 茂)

2011/9/21 16:22