「Google Reader」が来週新デザインに、ソーシャル機能は「Google+」に移行


 米Googleは20日、来週にも「Google Reader」に大きな変更を行うと発表した。Google Reader独自のソーシャル機能を「Google+」に移行するほか、デザインを新しくするとしている。ユーザーは蓄積してきたデータを移行するなどの作業が必要になる可能性もあるため、注意が必要だ。

 Google Readerには、読者登録、フォロー、共有機能などが提供されているが、来週の変更によりこれらの機能を停止し、その代わりにGoogle+で利用できるようにするとしている。そのためユーザーには、Google+にサインアップすることを勧めている。Google+は当初は招待制だったが、現在ではすべての人が利用可能だ。

 Googleではこれまでユーザーが蓄積してきたデータをエクスポートできるようにしている。エクスポートできるデータは、購読フィード、共有アイテム、登録している読者、お気に入り、スターアイテムとなっている。

 Google Readerのソーシャル機能はGoogle+に移行するが、Google Readerの送信機能は引き続き有効で、Facebook、Twitter、Instapaperなど14種のサービスがこれまで通り対応する。

 また、Google Readerは新デザインに移行するとしている。Googleは提供サービスのデザイン改良を進めており、Google Readerの新デザインもその一環だという。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2011/10/21 11:33