OESF、Androidアプリ・サイトの相互運用性試験センターを開設


セーバーが保有する動作検証用端末

 Androidをベースとした組み込みシステムの開発・構築などを行う企業により組織される一般社団法人Open Embedded Software Foundation(OESF)は24日、Androidの相互運用性試験センターを開設すると発表した。

 相互運用性試験センターでは、AndroidアプリやAndroid向けサイトの動作検証を行う動作検証サービスや、動作検証のためのAndroid端末のレンタルサービスを提供する。協力企業として、これらのサービスを展開しているセーバー株式会社が運営に携わる。セーバーでは、9月末現在で国内3キャリアが発売している50機種以上のAndroid端末をすべて保有しているという。

 OESFでは、Android端末が急速に普及しつつある中で、様々なメーカーから発表される多種多様な機種が混在する状況となっているとして、動作検証を行えるセンターの設立と顕彰事業への取り組みを行うこととしたと説明。動作検証に利用できる端末を検索できるサイトも運用しており、在庫状況を確認して端末のレンタルや検証サービスを申し込むことができる。また、非携帯電話端末や海外向けの端末を用いたテストについても、OESFが管理するAndroid Open Labで実施できる。


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(三柳 英樹)

2011/10/24 18:47