グリー、1.5億ユーザー規模のプラットフォーム「GREE Platform」を世界展開


 グリー株式会社は6日、日本で提供する「GREE」と4月に買収した米OpenFeintのソーシャルゲームプラットフォームを2012年4~6月期に統一し、「GREE Platform」としてグローバルで展開すると発表した。

 グリーでは、世界最大規模のスマートフォン向けソーシャルゲームプラットフォーム「OpenFeint」を運営する米OpenFeintを買収・子会社化し、海外での事業を展開してきた。これまでは、GREEとOpenFeintのプラットフォームが異なっていたが、11月にソーシャルプラットフォームのAPI/SDKを統一し、新しいプラットフォームとして展開することを発表。今回、展開時期や新プラットフォームにゲームを提供する企業、ゲーム名などが発表された。

 グリーでは、API/SDKの統一により、ゲーム開発会社は世界1億5000万ユーザーにアプリを配信できると説明。AndroidとiOSの両OSで利用でき、「Unity Plugin for GREE」などのミドルウェアサポートや、「GREE Ad Program」などの各種支援サービスも、これまでと同様グローバルプラットフォーム上でも提供する。

 新しいプラットフォームに参加するゲームメーカーについては、株式会社カプコン、株式会社コーエーテクモゲームス、株式会社コナミデジタルエンタテインメント、株式会社スクウェア・エニックス、株式会社セガ、株式会社タイトー、株式会社バンダイナムコゲームスの7社が12月6日時点で決定している。

 提供が決まったゲームタイトルをユーザーに紹介する特設サイトも開設され、「モンスターハンター Dynamic Hunting for GREE」「真・三國無双 for GREE」「龍が如く 絆」(名称はすべて仮称)などのタイトルが発表されている。


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(三柳 英樹)

2011/12/6 13:33