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「ガンダム ジークアクス」最終話タイトルの元ネタ本? 富野氏のエッセイ、国会図書館デジタルコレクションで無料公開中

 アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」の最終話タイトルの元ネタとみられる書籍が国立国会図書館デジタルコレクションで全文閲覧できることが話題だ。

 6月18日に放映されたジークアクスの次回予告で明らかになった、最終話のタイトルは「だから僕は…」というもの。1981年に徳間書店から出版された、「ガンダム」総監督である富野喜幸(現・由悠季)氏の自伝的エッセイ『だから僕は… 「ガンダム」への道』からの拝借とみられるが、書籍自体はすでに絶版で、現在は入手困難なことで知られる。この「だから僕は…」が、国立国会図書館デジタルコレクションで無料で読めることが、ファンの間で話題だ。同書は文庫化時に改訂されているが、国立国会図書館デジタルコレクションに収録されているのは1981年3月の初版で、そうした意味でも貴重。利用には会員登録が必要、かつ見開きでスキャンされたものをブラウザー上で閲覧するため環境によっては見づらいが、今後復刊されたとしても相当な間が空くのは確実で、古書などでの入手を考えるのであれば、まずは国立国会図書館デジタルコレクションでチェックしておくのがいいかもしれない。