Google Docs、ドキュメントスタイルや洗練されたグラフ作成機能を追加


 米Googleは7日、「Google Docs」に新機能を複数追加したと発表した。ドキュメントスタイル設定、グラフ機能の強化、Google+との連携などだ。

 まず、ドキュメントにスタイルを設定できるようになり、ドキュメントのタイトルや見出し、段落などの文字サイズやフォーマットをスタイルでまとめて設定できるようになった。これにより、1つ1つの項目を手動で調整していく必要がなくなり、一貫したドキュメント作成が容易になる。また、作成したスタイルからデフォルトスタイルを設定できるようになっている。

 グラフ関連機能も強化された。まず、スパークライン(セルの中で、小さなグラフを表示することによってデータの変化を見やすくする機能)がサポートされた。また、グラフ表現方法が多彩になり、軸の表示方法、線、棒グラフ、円グラフなどのカスタマイズ機能が強化されている。

 さらに、Google Docsで作成したフォームをGoogle+のサークルで共有できるようになった。これによって特定のグループとの情報共有が容易になった。

 このほか、1月に追加された新機能についてもGoogleがまとめている。例えば、ストックフォトライブラリーから高品質画像をGoogle Docsに挿入できる機能や、Google Chromeからキーボードショートカットが利用可能になったこと、Chrome App利用時に右クリックメニューが利用できるようになるなど、小さな機能強化が行われたとしている。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2012/2/8 12:20