福岡市、地下鉄全駅などで無料の公衆無線LANサービス


福岡市公衆無線LANサービス「Fukuoka City Wi-Fi」のサービスロゴ

 福岡市は、公衆無線LANサービスを4月27日から開始する。都市間競争力の向上を目的に掲げ、地下鉄全駅や市役所本庁舎などで、無料で無線LANが利用できるエリアを順次拡大していく。

 エリアを訪問したユーザーは1回あたり15分、無料でインターネット接続サービスが利用できる。接続回線は無制限。閲覧時は青少年の利用に配慮し、有害サイトのフィルタリングをかける。

 サービス提供エリアは順次拡大。4月27日には市営地下鉄空港線や市役所ロビー、西広場、天神の観光案内所で提供。6月下旬には市営地下鉄箱崎線や同七隈線、博多の観光案内所で提供する予定。

 6月下旬にはサービス提供エリアごとにポータルページを開設し、エリア周辺の観光・行政情報を配信。各エリアを回遊するスタンプラリー企画も検討する。災害時には緊急情報の発信を行い、通信回線のバックアップとしての活用も想定しているという。

 なお、公衆無線LANサービスはNTTブロードバンドプラットフォーム株式会社が運営する。同社は今後、他の自治体にも公衆無線LANサービスを展開していきたいとしている。

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(増田 覚)

2012/4/23 16:34