シャープがロボット掃除機「COCOROBO」、スマホと連携可能、無線LANも搭載


 シャープ株式会社は8日、人工知能や音声認識、センサー、スマートフォン連携などの機能を備えたロボット家電事業を開始し、第一弾としてロボット掃除機「COCOROBO」を6月上旬に発売すると発表した。ラインナップは、掃除機能、ココロエンジン、プラズマクラスターの機能を備える「RX-V80」と、さらにボイスコミュニケーション機能や無線LAN機能などを備える「RX-V100」の2機種。

 「COCOROBO」は、自走式で部屋を掃除するロボット掃除機。人工知能「ココロエンジン」を搭載し、充電量や掃除の状況に応じた多彩な反応が楽しめる。毎分約1万4000回転の高速回転ターボファンによる「強力吸じんシステム」と、「高濃度プラズマクラスター7000」を搭載。超音波センサーにより障害物を検知・回避し、充電残量が20%未満になると自動で充電台に戻る機能を備える。

 「RX-V100」では掃除機能に加え、ユーザーとの対話操作が可能なボイスコミュニケーション機能が搭載されるほか、無線LAN(IEEE 802.11b/g)、約130万画素のカメラ、LEDライトを内蔵し、スマートフォンとの連携機能を搭載。本体の内蔵カメラが連続撮影した部屋の画像を外出先のスマートフォンから確認でき、在宅時には内蔵カメラの映像をリアルタイムで確認できる。

 両モデルとも本体サイズ幅346mm、奥行346mm、高さ96mm。重量は約3.3kg(バッテリー含む)。充電時間は約4時間、最長運転時間は約1時間。

ロボット家電「COCOROBO」

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(三柳 英樹)

2012/5/8 14:00