「Yahoo!メール」内容解析で広告に反映、19日からスタート


 ヤフー株式会社は、Yahoo! JAPANのサービスで表示される一部のインタレストマッチ広告において、「Yahoo!メール」の件名と本文を機械的に解析し、その結果をもとにユーザーの関心と関連性の高い広告を9月19日から表示する。

 ユーザーがメールを閲覧する際、特定の単語と同じ単語が含まれているかどうかを機械的に解析する。送信者や受信者の氏名などの個人情報は解析せず、プライバシーに触れない形で単語を識別・収集する仕組みだという。

 これにより例えば、国内旅行の内容を含むメールを閲覧した場合、Yahoo!メールに国内旅行に関連した広告を表示する。今後はYahoo!ニュースやYahoo!オークションなど、Yahoo!メール以外のサービスにも同様の広告を表示する可能性もあるとしている。

 メールの解析は、初期状態で解析される設定となっている。解析を希望しないユーザーは専用ページから解析を無効にできる。


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(増田 覚)

2012/9/18 11:54