グリー、ゲームプラットフォーム「GREE Platform」をウェブアプリ向けに拡大


 グリー株式会社は14日、ソーシャルゲームプラットフォーム「GREE Platform」をウェブアプリ向けに拡大すると発表した。

 GREE Platformは、スマートフォン向けアプリのソーシャルプラットフォームとして世界169の国と地域に展開してきたが、さらにウェブアプリ向けに範囲を拡大。これにより、開発会社がAndroidとiOS向けのネイティブアプリに加え、ウェブアプリの登録・公開が可能となる。

 グリーでは、HTML5に代表されるウェブアプリ開発環境の進歩により、OSやデバイスの違いを意識することなく、一度の開発でAndroid、iOS向けにウェブアプリを提供できるようになっているという背景を説明。今回、GREE Platformをウェブアプリ向けに拡大することで、開発会社は持っている技術や開発するアプリの特性に応じた最適な開発手法を選択でき、自社のアプリをより効率的に世界中に配信できるとしている。

 また、グリーではSNS「GREE」を日英を含む14カ国語に対応させ、世界のユーザーに向けて提供を開始。ウェブアプリについても、順次グローバルに提供を開始する。グローバルのユーザー向けの決済手段として、PayPalを利用した決済のほか、VISA、MasterCard、JCB、アメリカン・エキスプレスに対応したクレジットカード決済、最大166のキャリア決済を新たに導入する。


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(三柳 英樹)

2012/11/15 12:09