ヤフー、2012年の検索ランキング、10月は急上昇ワードで「ガンダム駅」も


 ヤフー株式会社は26日、「Yahoo!検索」における「2012検索ワードランキング」を発表した。集計期間は、2012年1月1日から10月31日まで。

「2012検索ワードランキング」トップページ

 最も検索されたキーワードは「YouTube」で、5年連続で1位となった。以下は、2位「Facebook」、3位「Amazon」、4位「楽天」、5位「Google」、6位「mixi」、7位「2ちゃんねる」、8位「ニコニコ動画」、9位「Twitter」、10位「価格.com」の順。「Facebook」は昨年9位からランクアップ。SNSでは逆に「mixi」が昨年2位からランクダウンした。

 50位までを見ると、トップ10を含めてウェブサービス名や企業名などの固有名詞で占められており、一般名詞的なワードとしては26位「郵便番号」、31位「翻訳」、44位「地震」、45位「天気予報」が入っているのみ。

 ヤフーではスマートフォン版のYahoo!検索だけを対象に集計したランキングも出しており、こちらは1位が「Facebook」だった。2位は「Amazon」。3位の「mixi」は昨年1位からランクダウンした。総合ランキングではトップ50圏外の「mobage」が13位、「GREE」が14位に入っているのもスマートフォンならではだとしている。「地震」も16位、「天気予報」も17位と、総合ランキングよりも上位になっている。

 このほか、人名ランキング(1位「AKB48」)、テレビ番組ランキング(1位「梅ちゃん先生」)、画像検索ランキング(1位「前田敦子」)、動画検索ランキング(1位「AKB48」)、Yahoo!知恵袋検索ランキング(1位「嵐」)なども集計している。

 さらに、検索数が急増した「急上昇ワード」も発表しており、例えば10月は、iOS 6で搭載されたApple製地図アプリの騒動に伴い「ガンダム駅」が1位に入った。

 また、子ども向けの「Yahoo!きっず検索」における「みんながよく調べた言葉2012」も発表しており、「ゲーム」が1位になった。2位は「月」。3位の「AKB48」は昨年1位からランクダウンした。

 20位までを見ると、4位に「点字」、5位に「米」、7位に「昔の道具」、10位に「自由研究」、16位に「盲導犬」、18位に「地球温暖化」が入るなど、調べ学習に使われていることをうかがわせるYahoo!きっずならではのワードが入っている。また、金環日食を受けてか、「太陽」が12位に初めてランクインした。


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(永沢 茂)

2012/11/27 15:35