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オウケイヴェイヴ、「OKWave ありがとう」を利用した国際化支援ソリューション

 株式会社オウケイウェイヴは14日、20カ国語に対応したソーシャル多言語コミュニティ「OKWave ありがとう」を用いて、企業・官公庁向けの包括的な国際化支援ソリューションを提供すると発表した。同日より提供を開始している。価格は個別見積もり。

 「OKWave ありがとう」では現在、ユーザーが翻訳しあうことで、ありがとうという感謝の気持ちを伝えたり、言語の壁を越えてお互いの悩みや疑問を解決するなど、さまざまな言語のユーザーが相互理解を深めるための場を提供している。今回、オウケイヴェイヴが提供するソリューションでは、この仕組みを活用し、言語の壁を越えて世界中のユーザーやファン、顧客などをつなげる多言語コミュニティの構築を支援するという。

 具体的には、「OKWave ありがとう Community」と「OKWave ありがとう API」の、2つのメニューを用意した。

 前者の「OKWave ありがとう Community」では、「OKWave ありがとう」内に独自の多言語ブランドコミュニティを開設し、ファン同士の交流を促進する。また、自社の公認アカウントを通じてファンとの交流を図れる点もメリットとした。

 一方の「OKWave ありがとう API」では、自社のWebサイトやFacebookページなどに、「OKWave ありがとう」の機能を組み込んだ国際コミュニティを構築し、自社サービスの一部のように利用できるようになるとのこと。

 なお、いずれの多言語コミュニティも、「OKWave ありがとう」とコンテンツ連携をしているため、投稿監視をはじめとするサービス運用は、オウケイウェイヴが一括して行う。

 また、多言語コミュニティでのユーザーの動向を分析できる分析ツールを用意するほか、多言語コミュニティのユーザー投稿を任意の言語へ翻訳するサービスや、サイト上ならびに電話での多言語サポートなど、オンライン/オフラインのサポートメニューも提供。このほか、多言語コミュニティの集客や活性化を支援する広告メニュー、アンケートやマーケット調査などを実施するリサーチメニューもオプションとして用意している。

(石井 一志)