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シマンテック・サイバーディフェンスアカデミー、IT管理者向け新コース開講
クラウド、ビッグデータ、BYODで見直されるセキュリティに焦点
(2013/4/8 14:42)
株式会社シマンテックは8日、「シマンテック・サイバーディフェンスアカデミー」のコースを拡張し、新たにIT管理者やサービス事業者を対象とした「ネットワークセキュリティコース」を6月より開講すると発表した。
サイバーディフェンスアカデミーは、企業や政府機関へのサイバー攻撃が多発する中、セキュリティ脅威に対応できる人材育成を目的に、2012年11月に開校。これまでセキュリティスペシャリスト向けの2コース「サイバー脅威の検出」「インシデントレスポンス&リカバリ」を中心に展開してきたが、今回新たに、企業でネットワークセキュリティ全般を扱うIT管理者や、ネットワークセキュリティをサービスとして提供しているサービス事業者を対象に、新コースの提供を決めた。
新コース開講には、クラウドやビッグデータ、BYOD、SDNといった新しいITトレンドによって、ネットワークセキュリティそのものが見直されている背景がある。これらはいずれもネットワークに深く関わっており、ユーザーが安全・安心して使用するためには、アプリケーションからプラットフォーム、ネットワークまでの一連の処理環境をセキュアに保つことが重要になる。特にクラウド間の情報共有やインターネット上の非構造データの集約といった技術において、ネットワークセキュリティ強化が求められているとする。
新コースでは、組織内のセキュリティを考える上で不可欠なネットワーク領域におけるセキュリティを、あらゆる方向から体系立てて3日間でトータルに学べる。さまざまな製品やサービスでネットワークやホストを保護する際の仕組みや設定内容だけでなく、組織を狙う脅威や攻撃な最新のセキュリティ情報も取り込んでいる。
これにより、受講者が自社(あるいは顧客企業)のネットワークにおけるインシデント処理を行うだけでなく、外部委託業者に依頼する場合においても正しく管理できるようになることを目指すとしている。
主なコース内容は、「ネットワークセキュリティの重要性」「セキュリティ原則と概念」「さまざまな脅威と攻撃」「ネットワークセキュリティ導入の課題」「AAA(認証・認可・アカウンティング)テクノロジー」「アクセス制御」など。
開講は2013年6月予定。受講期間は3日間(計18時間)。提供方法は、トレーニングコースとしてシマンテックからの直接提供、およびパートナー企業による間接提供。受講価格は21万円程度/1人。