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NEC、11ac対応のノートPC「LaVie L」を発表

 NECパーソナルコンピュータ株式会社は、個人向けノートPC「LaVie」シリーズのフラッグシップモデル「LaVie L」の2013年夏モデルを発表した。第4世代Coreプロセッサの搭載を予定し、上位モデルではNECで初めて内蔵無線LANでIEEE 802.11ac(Draft)に対応する。対応価格はオープンプライスで、発売時期は未定。

LaVie L(LL850/MSB)

 夏モデルでは、デザインを従来モデルから一新。全モデルがタッチパネルに対応し、15.6型スーパーシャインビューLED-EX2 IPS液晶を搭載。CPUには第4世代Coreプロッセッサを搭載予定で、グラフィックはCPUに内蔵。メモリは8GB。インストールOSはWindows 8(64ビット)で、Office Home and Business 2013を搭載する。

 上位モデルの「LL850/MSB」は、ディスプレイがフルHD(1920×1080ドット)表示で、無線LANが最大867MbpsのIEEE 802.11ac(Draft)に対応。IEEE 802.11a/b/g/nやBluetooth 4.0にも対応する。ストレージについては、1TBのHDDと32GBのキャッシュ用SSDのハイブリッド構成となる。本体色はブラック。店頭予想価格は20万円前後。

 下位モデルの「LL750/MS」シリーズは、ディスプレイが1366×768ドット表示で、無線LANはIEEE 802.11a/b/g/n対応、Bluetooth対応はなし、ストレージは1TBのHDDとなる。本体色はブラック、レッド、ゴールド、ホワイト。店頭予想価格は19万円前後。

LaVie L(LL750/MS)

 このほかの仕様は、有線LANが1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応。外部インターフェイスがUSB 3.0×5、HDMI出力×1、SDメモリーカードスロット×1。本体にヤマハ製ステレオスピーカー、ブルーレイディスクドライブ(BDXL対応)、720p対応ウェブカメラを内蔵する。本体サイズは382×270×33.1mm。重量はLL850/MSBが約3.0kg、LL750/MSが約3.1kg。バッテリー駆動時間はLL850/MSBが約4.5時間、LL750/MSが約6.9時間。

(三柳 英樹)