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ドワンゴに「女子マネ」降臨、ラジオ体操でエンジニアの朝型生活を支援
(2013/8/28 17:10)
残業や深夜作業で不規則な生活になりがちなエンジニア。そんな夜型の生活習慣を改善すべく、株式会社ドワンゴはエンジニアを対象に、朝型の規則正しい生活を支援する「女子マネ弁当」企画を9月2日からスタートする。
女子マネといえばえんじ色のジャージ、上履きまでこだわる
えんじ色のジャージに身を包んだ女子マネージャー姿のスタッフが毎朝10時半から、社員の前でラジオ体操を実施。ラジオ体操参加者は、専用のカードに押してもらうスタンプと引き換えに、女子マネから無料の弁当を手渡ししてもらえる。
明確な出社時間が決まっていないエンジニアにラジオ体操に参加してもらい、朝型の健康的な生活を支援することが狙いだ。企画の発案者は、同社プラットフォーム事業本部の伴龍一郎氏(本部長代行)。「健康増進といえばラジオ体操という思いつきと、少しの個人的な趣味がきっかけだった」。
企画採用後は、女子マネをアルバイトとして15人採用し、ジャージ上下をネットで購入した。「女子マネといえばえんじ色のジャージ。足元は上履きまでこだわっていて、中にはカカトを潰して履く人もいるのがリアル」。ドワンゴの川上量生会長からは「君の好きなようにやったんだね」とお墨付きを得たそうだ。
目当ては女子マネでも弁当でも構わない
8月28日には、社内で報道陣向けに「女子マネ弁当」企画の披露会を実施。フロアでは「可憐に元気よく体操してください」と呼びかける女子マネたちとともに、約400人の社員がラジオ体操第1を行った。
その後は場所をカフェテリアに移して弁当を配布。弁当は日替わりで、当日は焼き肉や鳥の唐揚げ、サバの塩焼きなど数種類が用意された。社内では通常、300〜500円で弁当を販売しているが、ラジオ体操参加者には「少しグレードアップした弁当」を無料で配布する。
「普段、デスクに座りっぱなしのエンジニアの健康が増進すれば、目当ては女子マネでも無料の弁当でも構わない。内容は決めていないが、月間皆勤賞を設けて参加を促したい」と伴氏。
なお、ラジオ体操の部分は四半期ごとに変更し、担当者から生活習慣改善につながる企画を立案してもらう。今後は反響次第で、エンジニア以外にも対象者を広げたいと話している。