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IPA「情報セキュリティ白書2013」、注目分野はスマートデバイスやクラウド

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は2日、情報セキュリティに関する出来事や状況をまとめた報告書「情報セキュリティ白書2013」を発売した。価格は1429円(税別)。

 2012年度の情報セキュリティ分野で起きた注目すべき10の出来事を紹介するとともに、情報セキュリティインシデントの状況、具体的な事例と攻撃の手口、脆弱性の動向や企業・政府などにおける情報セキュリティ対策の状況を解説する。

 注目テーマとしては、スマートデバイスや制御システム、自動車、クラウドコンピューティングの情報セキュリティの動向などをピックアップ。国内外の情報セキュリティ政策や関連法の整備状況、情報セキュリティ人材の現状、国際標準化の動向もまとめた。

 情報セキュリティ白書は、IPAが毎年発行している報告書。企業のシステム開発者や運用者に対して、情報セキュリティの現状や今後の対策に役立つ情報を提供するとともに、一般利用者にも情報セキュリティの概観や身近な話題を提供することを目的としている。

(増田 覚)