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バッファロー、転送性能が強化された2ドライブ搭載の法人向けNAS「TS3200Dシリーズ」
（2013/9/4 16:35）
株式会社バッファローは4日、法人向けNAS「テラステーション3000シリーズ」において、2ドライブを搭載した「TS3200Dシリーズ」を9月下旬より出荷開始すると発表した。4TB（2TB×2）モデルと2TB（1TB×2）の2モデルが提供され、価格はそれぞれ9万4500円と6万6780円。
TS3200Dシリーズは、2基のHDDを搭載した法人向けNAS。Marvell ARMADA XP（1.33GHz、デュアルコア）と1GB DDR3メモリーを採用しており、エントリーモデルながらも、89.14MB/秒（リード）と、同クラスの従来製品より高速な転送速度を実現しているという。
また、2台のテラステーションに同時にデータを保存し障害に備えるレプリケーション機能や、外付けHDDへ定期的にデータをバックアップするスケジュールバックアップ機能、複数台のテラステーションから1台のテラステーションへ共有フォルダごとまとめてバックアップする機能、Amazon S3との連携機能などを搭載し、管理者の負担を軽減しながらもデータを保護できるとした。RAIDは0/1と、2台のHDDを個別に使う「通常モード」に対応する。
さらに、RTSPに対応したIPカメラからの録画もサポート。1台分のライセンスを標準添付するほか、オプションの追加ライセンスを購入すれば、最大5台までのカメラの録画が行える。
加えて、Androidスマートフォン、iPhone、iPadからインターネット経由でアクセス可能なアプリケーション「WebAccess for Business」にも対応し、外出先などからオフィスのデータをダウンロードすることもできる。