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NEC、Bluetoothキーボード付属の10.1型タブレットPC「LaVie Tab W」

 NECパーソナルコンピュータ株式会社は、ポインティングデバイスを内蔵したBluetoothキーボードが付属する、10.1型液晶搭載のWindows 8タブレット「LaVie Tab W」(TW710/M2S)を9月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は9万9800円前後の見込み。

「LaVie Tab W」(TW710/M2S)

 本体サイズは262.6×164×9.8mm(幅×奥行×高)、重量約590gの10.1型タブレット。Bluetoothキーボードを標準で付属。本体を立てかけられるスタンドを備える。スタンドは収納できるほか、本体のフットプリントとほぼ同サイズとすることで持ち運びしやすくした。光学式のポインティングデバイスも内蔵する。キーボードのサイズは262.6×164.6×9.5mm(同)、重量約353g。主要キーのピッチは18.5mm、キーストロークは1.5mm。

 また、筆圧1,024段階検知のデジタイザーペンも付属し、本体に収納が可能。ペン対応アプリとして、MetaMojiの「NoteAnytime」や、サイバーリンクの「PhotoDirector Mobile」などをバンドルする。

 主な仕様は、CPUがAtom Z2760(1.5GHz)、メモリ2GB、ストレージ64GB、1,366×768ドット表示対応10.1型タッチ液晶(5点タッチ、ドラゴントレイル保護ガラス採用)、Windows 8、Office Home and Business 2013。

 インターフェイスはIEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、約200万画素前面カメラ、約800万画素背面カメラ、microSDカードスロット、USB 2.0、Mini HDMI出力、音声入出力。GPS、加速度、地磁気、ジャイロ、照度の各センサー、0.5W+0.5Wのスピーカーも内蔵する。バッテリー駆動時間は約10時間。

 なお、キーボードを付属しない「TW710/M1S」(店頭予想価格:8万6800円前後)も発売されるほか、付属Bluetoothキーボードは単体でも発売(価格:2万6250円)される。

 このほか、LaVie Tab Wユーザー向けに、タッチ操作に最適化したTVコンテンツ再生アプリ「SmartVision/PLAYER」の提供も発表。Windowsストアアプリで10月に提供が開始される予定になっている。

 同アプリでは、VALUESTARシリーズやDLNA対応レコーダ内の録画番組をWi-Fi経由で再生できるほか、VALUESTARシリーズとの組み合わせでは放映中のTV番組をライブでリモート視聴することもできる。

(多和田 新也)