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ソースネクスト、「Angry Birds」を日本で販売、神アプリ「AirDroid」なども

 ソースネクスト株式会社は、25日に開催した海外事業戦略発表会において、人気ゲーム「Angry Birds」を開発・提供するフィンランドのRovio Entertainmentとの業務提携について基本合意したと発表した。このほか、リモートデスクトップアプリ/サービスの「Splashtop」を含め、8月から9月にかけて業務提携契約を締結した計5社の海外ソフトウェア事業者の製品を日本市場向けに提供していくことを明らかにした。

 Angry Birdsは、Rovio Entertainmentが2009年に公開したアクションパズルゲーム。iOS/Android/PC版が提供されており、これまでに世界で17億ダウンロードされたという。2013年4月には日本オフィスを開設し、今回、9月24日付でソースネクストと業務提携することで基本合意した。ソースネクストでは、Angry BirdsのPC版の国内販売と「パソコンソフト使い放題」のコンテンツとしての提供を予定している。発売時期はあらためて発表する。

 Splashtopを提供する米Splashtopとは9月13日付で業務提携契約を締結した。ソースネクストでは、基本アプリ「Splashtop Personal」を快適に利用するための有料アドオン機能をバンドルした「Splashtop プレミアム」を販売する。価格は1年版が2990円、3年版が5980円。こちらも発売時期はあらためて発表する。

 このほか、PCのブラウザー上からAndroid端末のデータをワイヤレスで操作できるサービスとして“神アプリ”とも称されているという「AirDroid」を提供する中国のTongbu Networks、紙の塗り絵がARで立体的に動き出すiOS/Andoridアプリ「colAR Mix」を提供するニュージーランドのPuteko、Androidアプリ「ez PDF Reader」を提供する韓国のUnidocsともそれぞれ業務提携契約を締結した。

 ソースネクストでは、AirDroidについては有料のプレミアム版を販売する。colAR Mixは「ポンと出る立体ぬりえ」としてローカライズして日本市場向けに販売する予定。いずれも発売時期は決まりしだい発表する。また、ez PDF Readerは「いきなりPDF Reader」としてローカライズし、10月の発売を予定している。

(永沢 茂)