Google、飲食系キーワード検索の67％がモバイルから

　Googleは9日、日本国内における2013年上半期の飲食関連検索動向を発表した。検索キーワードランキング第1位は「クックパッド」、急上昇ワードの第1位は「ヘルシアコーヒー」だった。

　2013年1月1日から6月30日までの期間にGoogleで検索されたキーワードのうち、レストランや宅配サービスの企業名、自炊用レシピなど、飲食に関連したものを集計した。Googleの総括によれば、飲食系ワードでの検索は2008年以降増加し続けており、2013年上半期については前年同期比で18％増。また、飲食系ワードをさらに細分化した「外食系ワード」での検索は前年同期比20％、「内食・中食系ワード」は同14％増。

飲食系キーワードの増減傾向（画像はGoogleの公式ブログより転載）

　近年は、モバイル端末から飲食系ワードが検索される機会も増加。2013年上半期は、飲食系ワード検索全体の67％をモバイルからの検索が占めたという。

　個別キーワードのランキングでは、1位が「クックパッド」だった。2位以下は「レストラン」「居酒屋」「マクドナルド」「カフェ」「食べログ」「ホットペッパー」「ラーメン」「ほっともっと」「ぐるなび」と続いた。

　また、急上昇した飲食系ワードのランキング1位は「ヘルシアコーヒー」。2位以下は「食博」「いなば タイカレー」「俺のフレンチ」「カフェ カイラ」が続いた。全体として、パンケーキ関連の検索が多かったとしており、上位30位には「地域＋パンケーキ」というワードが複数ランクインした。

個別キーワードランキングの上位30位

急上昇ワードのランキング