ネット接続保護ソフト「Steganos Online Shield 365」、5台までの利用に対応

　独Steganos Softwareは26日、インターネットアクセスをVPNにより暗号化するソフト「Steganos Online Shield 365」について、1ライセンスの購入で5台までのWindows PCで利用できるマルチデバイス対応を開始した。価格は4980円（1年間ライセンス、税込）。対応OSはWindows 8.1/8/7/Vista/XP。

　「Steganos Online Shield 365」は、VPNにより通信経路を暗号化し、Steganosが世界各地に設置しているサーバー経由でインターネットにアクセスするソフト。ワンクリックでインターネット接続環境を保護でき、公衆無線LANなどの通信が傍受される恐れのある環境でも安全にインターネット接続が行える。

　Steganosでは、ユーザーからの要望を受け、1ラインセスで5台まで利用できるマルチデバイス対応を開始。これにより、自宅のPCと持ち運ぶノートPCで利用したり、家族やグループでも利用できるとしている。

　製品を利用するメリットとしては、日本以外のIPアドレスを利用できるため、通常は日本からアクセスできないサイトへのアクセスも可能になると説明。また、多くのモバイル通信サービスでは通信容量制限があるため、容量制限の心配のない公衆無線LANの利用が広がることが予想され、そうした環境での個人情報やデータの傍受のリスクを防げるとしている。