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電子書籍端末「Kobo Aura」出荷開始、解像度212dpiでフルフラットスクリーン

 楽天株式会社の電子書籍事業子会社であるカナダのKobo Inc.は6日、電子書籍専用端末の新モデル「Kobo Aura」の出荷を同日より開始すると発表した。価格は1万2800円。

Kobo Aura

 Kobo Auraは、6インチのE Ink Perl電子ペーパーディスプレイを搭載。解像度が212dpiと高く、凹凸のないフルフラットスクリーンであることが特徴。ピンチ操作による画像のズームも可能。Koboでは、「従来モデルと比べ、約3倍のコンテンツの保存を可能にしながら、重さ174gと軽量化を実現し、長時間の読書を快適に楽しむことができる」としている。

 本体サイズは114×150×8.1mm(縦×横×厚さ)、重さは174g、カラーはブラックとピンクの2色をラインナップする。内蔵メモリは約4GB(うち使用可能領域は約3GB)、外部メモリはmicroSD(最大2GB)とmicroSDHC(最大32GB)に対応。通信機能はIEEE 802.11b/g/nの無線LAN。対応ファイルフォーマットは、EPUB/PDF/JPEG/GIF/PNG/BMP/TIFF/HTML/CBZ/CBR/MOBI(サポート対象はkoboイーブックストアで販売しているPDF書籍のみ)。

 Kobo Auraはすでに10月より「楽天市場」で予約を受け付けていた。12月6日からは家電量販店や書店などでも販売される。

(永沢 茂)