ニュース
「Google Chrome 32」正式版公開、音が出ているタブを表示する機能など追加
(2014/1/15 13:53)
Googleは14日、ウェブブラウザー「Google Chrome」の最新安定版となる「Google Chrome 32」(バージョン番号32.0.1700.77)を公開した。Windows版、Mac版、Linux版、Chrome frame版をGoogleのサイトから無料でダウンロードできる。既存ユーザーは自動的にアップデートが適用される。
Google Chrome 32では、音楽再生など音が出ているタブを示すアイコンが表示されるようになり、どのタブで音が鳴っているかをわかりやすくした。音楽再生のほか、ウェブカメラを使用しているタブと、Chromecastを使ってテレビ画面に出力しているタブを示すアイコンも表示される。



Windows 8のストアアプリモードでの動作については、ユーザーインターフェイスを変更。複数のChromeウィンドウの表示が可能になり、「Chrome Apps」アプリのランチャー機能が追加された。
セーフブラウジング機能では、マルウェアの疑いがあるファイルのダウンロードを自動的にブロックする機能を追加した。

また、家族などで利用する際に、保護者が子供向けのアカウントとして「Supervised user」(日本版では「監視対象ユーザー」)を作成し、ブラウジング状況の監視やサイトの制限を行える機能をベータ版として提供している。
セキュリティ修正では、合計11件の脆弱性を修正。また、内蔵のFlash Playerについても、脆弱性を修正したバージョン12.0.0.41にアップデートしている。