ニュース
BIGLOBE、「Wi-Fi ほぼスマホ」新モデルを発売、SMS対応SIMも提供開始
(2014/2/3 16:56)
NECビッグローブ(BIGLOBE)は、通信サービスと端末のセット「Wi-Fi ほぼスマホ」の最新モデル、「AQUOS PHONE for BIGLOBE」(SH90B)の販売を開始した。また、同社の通信サービス向けに、新たにSMSに対応したSIMカードの提供も開始されている。
「AQUOS PHONE for BIGLOBE」(SH90B)
「AQUOS PHONE for BIGLOBE」(SH90B)は、通信サービスとWi-Fi端末をセットにしたサービス「Wi-Fi ほぼスマホ」向けの最新モデル。シャープ製のスマートフォンをベースにしており、IGZO液晶や1310万画素カメラ、Android 4.2など、ハイスペックなのも特徴になっている。BIGLOBEが提供するWi-Fi管理・制御アプリがプリインストールされる。セットで提供される料金プランおよびSIMカードはデータ通信用で、3Gの音声通話(回線交換)は利用できない。
料金プランには「BIGLOBE LTE・3G」が採用されており、「BIGLOBE LTE・3G エントリープラン」の場合、利用料は端末の代金と合わせて月額2950円(24カ月間)。月間1GBまでは高速通信を利用できる。
「AQUOS PHONE for BIGLOBE」はBIGLOBEのWebサイトか電話で購入可能。イオンの店舗やAmazon.co.jpで販売されている「はじめまセット」からも申し込める。
SMS対応SIMカードを提供開始
同社のデータ通信サービス「BIGLOBE LTE・3G」では、「SMSオプション」が月額126円で提供される。SMSオプション対応のSIMカードを利用すれば、ほかのユーザーとSMSの送受信が行える。SMSの送信料は1通につき3.15円で、月5通までは無料。海外宛の送信は1通につき50円。SMSの受信は無料。
既存のユーザーが「SMSオプション」を利用する場合はSMS対応SIMカードに交換する必要があり、交換手数料が必要。交換手数料は割引や無料になる特典も一部に用意されている。
また、SMS対応SIMカードを利用すると、NTTドコモ版もしくはSIMロックフリー版のiPhone 5s、iPhone 5cにおいて、LTE通信が可能になることを確認済み(iOS 7.0.4)と案内。一部の端末においてバッテリーの消費が早くなる問題も、SMS対応SIMカードで概ね解消するとしている。
「Wi-Fiスポット」を拡大
BIGLOBEが提供している公衆無線LANサービス「Wi-Fiスポット」が拡大され、新たにマクドナルドや東海道新幹線(東京~新大阪間)のN700系車内などでも利用できるようになった。「BIGLOBE LTE・3G」のユーザーは、「Wi-Fiスポット」を無料で利用できる。
「Aterm MR03LN」もラインナップ
BIGLOBEはまた、NTTドコモのLTEに対応したNECアクセステクニカ製のモバイルWi-Fiルーター「Aterm MR03LN(クレードルセット)」と「BIGLOBE LTE・3G」のセットも販売を開始している。