Google「Chromebox」で999ドルからのテレビ会議システム、日本でも年内発売

　米Googleは6日、テレビ会議システム「Chromebox for meetings」の提供を米国で開始した。価格は999ドルから。

　Chrome OS搭載の小型デスクトップ端末「Chromebox」を核に、Google+のテレビ会議機能であるハングアウトやGoogle Appsを統合することで、企業がテレビ会議システムを容易に導入できるようにしたという。会議には最大15人が参加でき、Google カレンダーから直接招待することが可能。Chromebox for meetingsのほか、PCやタブレット、スマートフォンなどの端末からも会議室に接続できる。

　6日に米国で提供が開始されたシステムは、第4世代Intel Core i7プロセッサを搭載したASUS製のChromeboxを同梱したもの。IEEE 802.11a/b/g/nの無線LAN、HDMIポート、USB 3.0ポートなどの外部インターフェイスを備えている。このほか、フルHD対応のカメラ、マイク、スピーカー、リモコンなど、テレビ会議に必要な機器一式がセットになっている。

　さらに数カ月以内には、HP製、Dell製のChromeboxもChromebox for meetingsにラインナップする予定。また、今年後半には日本などでも提供を開始する計画だとしている。