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コミュニティサイト起因の児童被害、通話アプリのID交換掲示板で再び増加

 警察庁は28日、2013年における出会い系サイト/コミュニティサイトに起因する事犯の検挙件数などを発表した。

 出会い系サイトに起因する事犯の検挙件数は726件で、前年比14.4%の減少。犯罪被害に遭った児童は159人で、27.1%減少した。

 一方、コミュニティサイトに起因して児童が犯罪被害に遭った事犯の検挙件数は1804件で、前年比37.6%の増加。被害に遭った児童は1293人で、20.2%増加した。2011年、2012年と減少傾向にあったが、無料通話アプリのID交換掲示板に起因する犯罪被害により再び増加に転じたという。

出会い系サイト/コミュニティサイトに起因する事犯の検挙件数と被害児童の推移(警察庁の発表資料より)

(永沢 茂)