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プラネックス、約2gと超小型の11ac対応無線LAN子機「手裏剣」

ノートPCに装着した「手裏剣(GW-450S)」

 プラネックスコミュニケーションズ株式会社は4月2日、IEEE 802.11acに対応したUSB接続タイプの無線LAN子機「手裏剣(型番:GW-450S)」を発表した。参考価格は2480円(税別)。

 「手裏剣(GW-450S)」は、IEEE 802.11acに対応した無線LAN子機のため、11ac対応の無線LAN親機と組み合わせることで、最大433Mbpsの転送速度で通信することができる。対応規格はIEEE 802.11ac/n/a。周波数帯を5GHz専用としたことで、約16.0×18.8×7.3mm、重量約2gという小型サイズを実現した。

 11ac対応ルーターが各社から発売されており、また最新のスマートフォンでは11ac対応が進んでいるが、ノートPCではまだ11acに対応していない製品が多いことから、ノートPCのUSBポートに装着したままでも邪魔にならないサイズを目指して開発された。

 超小型ながらWPSボタンを搭載しており、WPS対応の親機であればワンタッチで接続設定が行える。

 セキュリティは、WPA2-PSK(AES/TKIP)、WPA-PSK(AES/TKIP)、WEP(64/128bit)に対応。電源はUSB給電となる。消費電力は最大約1.5W。OSは、日本語版のWindows 8.1/8(32/64bit)、Windows 7(32/64bit)、Windows Vista(32/64bit)、Windows XP SP3(32bit)、およびMac OS X 10.9/10.8/10.7/10.6に対応する。

 プラネックスが培ってきた通信事業者向け製品の設計・開発・検証ノウハウを投入し、製造は台湾で行っていることから、プラネックスでは“信頼の設計・検証~安心の台湾製~”を謳っている。

(工藤 ひろえ)