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Amazon、企業向けファイル共有サービス「Zocalo」を発表
(2014/7/11 14:32)
米Amazon Web Services(AWS)は10日、各種文書の保存と共有を目的とした企業向けのファイル共有サービス「Amazon Zocalo」を発表した。
ドキュメントやスプレッドシート、プレゼンテーション、ウェブページ、画像、PDF、テキストファイルなど各種のファイルをクラウド上のオンラインストレージに保存。Windows/Mac版のクライアントソフトによりローカルフォルダーと同期したり、iPad、Androidタブレット、Kindle Fireなどからもファイルにアクセスできる。
ユーザー管理はActive Directoryとも連携でき、ファイルにアクセスできるユーザーやアクセス期限などの設定が可能。ドキュメントに対して共有しているユーザーがコメントを付けるといった、共同作業のための機能を用意。ファイルを指定したリージョンに保存する機能なども備える。
現在は限定プレビュー版での公開で、英語のみ対応。米国東部(北バージニア)、米国西部(オレゴン)、ヨーロッパ(アイルランド)リージョンのみで利用できる。
料金は1ユーザーにつき月額5ドル。ストレージ容量は200GB。クラウド型仮想デスクトップの「Amazon WorkSpaces」とも連携し、Amazon WorkSpacesのユーザーはAmazon Zocaloのストレージを無料で50GB、月額2ドルで200GB利用できる。