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「BOOK☆WALKER」Windows版アプリ、任意のEPUBファイル閲覧機能を搭載

 株式会社ブックウォーカーは15日、電子書籍ストア「BOOK☆WALKER」のWindows版アプリについて、DRMのない任意のEPUB形式のファイルを表示する「EPUB閲覧機能」を搭載した新バージョン(Ver 1.0.5)を公開した。

 「EPUB閲覧機能」は、3月にはAndroid版、4月にはiOS版のスマートフォン向けBOOK☆WALKERアプリに搭載されている。今回のWindows版アプリへの搭載により、ユーザーはBOOK☆WALKERで購入したEPUBファイルとDRMのかかっていないEPUB3ファイルを、Android、iOSに加えてWindows上でもBOOK☆WALKERアプリで閲覧できるようになった。

 BOOK☆WALKERアプリのEPUB形式ファイル閲覧機能の特徴としては、日本語縦書きのEPUB3形式や、コミックや雑誌などの固定レイアウトEPUB3形式に見開き表示を含めて対応。BOOK☆WALKERストアから配信される電子書籍の表示と同一のEPUBエンジンでの表示となり、EPUB表示のレファレンス実装である「Readium」と同じ表示エンジンコアであるWebKitを採用し、商用EPUBファイル製作時の確認に使えるよう、日本語組版・表示をより正確に行うチューニングを実施している。

 Mac OS X版のBOOK☆WALKERアプリについては今夏リリース予定。これにより、BOOK☆WALKERアプリのEPUB閲覧機能を利用できる範囲がさらに広がるとして、ブックウォーカーでは今後もEPUBの製作・利用、電子書籍市場拡大に寄与していくとしている。

(三柳 英樹)