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アイ・オー、802.11ac対応の法人向けアクセスポイント2製品

 株式会社アイ・オー・データ機器(アイ・オー)は、IEEE 802.11ac規格に対応した高速無線LANアクセスポイントを12月18日より出荷開始する。法人ユースで望まれる機能を備えたハイエンドモデル「WHG-AC1750A」と、機能を絞ったSOHO向けのエントリーモデル「WHG-AC1750AL」を用意する。価格はそれぞれ、4万1700円(税別)、3万1700円(税別)。

WHG-AC1750A
WHG-AC1750AL

 WHG-AC1750A/AC1750ALは、複数台を一括管理可能な法人向けのアクセスポイント。無線LAN一括設定ツールをPCにインストールすると、最大100台までのアクセスポイントを管理でき、SSIDや暗号キー、MACアドレスフィルタの設定や、ファームウェアの更新、設定のバックアップ/リストアなどを一括して行うことが可能という。

 無線LANの規格はIEEE 802.11ac(最大1.3Gbps)のほか、IEEE 802.11a/b/g/nに対応し、2.4GHzと5GHzの同時使用もサポートした。

 上位機のWHG-AC1750Aでは、5GHz帯で4個、2.4GHz帯で4個のマルチSSIDに対応。802.1x/EAP認証機能にも対応する。一方、下位機のWHG-AC1750ALでは、マルチSSIDは5GHz帯で2個、2.4GHz帯で2個に制限され、802.1x/EAP認証機能は搭載しない。

 またWHG-AC1750Aには、盗難・イタズラ防止に役立つセキュリティボックスが添付されるほか、今後のファームウェアアップデートにより、SyslogやSNMP、アクセスポイントを中継点として利用できるユニバーサルリピーターモードといった機能が追加される予定。マルチSSIDも各15個へ拡大される。

 サイズと重量は、WHG-AC1750Aが約220×140×30mm(突起部含まず)、約400g(本体のみ)。WHG-AC1750ALが約220×140×30mm(突起部含まず)、約380g(本体のみ)。

(石井 一志)