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Cerevo、スマホ連携のスポーツ用品ブランド「XON」、第1弾はスノボ用バインディング
荷重やボードのしなりを検知、GPS位置情報とともにデータ取得
(2015/1/5 14:29)
株式会社Cerevoは、スマートフォンなどと連携できるスマートスポーツ用品ブランド「XON(エクスオン)」を立ち上げた。第1弾として、スノーボードバインディング「SNOW-1(スノウ ワン)」を開発し、年内に発売予定。
本体にBluetooth 4.0 LE通信モジュール、荷重センサー、曲げセンサー、3軸加速度センサーなどを搭載。荷重センサーは、左右それぞれに4カ所(計8カ所)搭載され、装着したスノーボーダーの荷重のかけ具合や重心位置を計測する。曲げセンサーはスノーボードの部位別にしなりを検知する。
測定したデータは、スマートフォンで撮影した動画と合わせて表示できるほか、取得したGPSデータをもとに滑走軌跡を確認できる。各種情報は、スマートフォンでグラフィカルで表示されるため、初級者や中級者も画面を見るだけで自分の滑りを把握することができるとしている。
また、SNOW-1のつまさきとかかとの部分には、100m離れた位置からでも確認できる超高輝度LEDを装備。スノーボーダーの動きに合わせてLEDを光らせることができるほか、一定の荷重状態やしなり状態時にLEDを光らせる設定も可能で、滑りながらフォームを確認する目安として利用できるとしている。
なお、開発中の商品であるため、製品版とは仕様が異なる場合があるとしている。価格は、400~600ドル程度を予定している。