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ビッグローブ、簡単な作業でWi-Fi環境を構築できる「BIGLOBE Wi-Fiオフィス」

 ビッグローブ株式会社は、オフィスや店舗のWi-Fi利用環境を簡単に構築できる「BIGLOBE Wi-Fiオフィス」を、1月26日から提供する。中小企業や部門単位での導入に向けたサービスで、料金は月額2980円(税別)から。

 NTT東日本がOEM提供する「ギガらくWi-Fi」を活用し、最大速度1.3Gbps(IEEE 802.11ac対応)の高速無線通信が可能。申し込み時の申請に基づいて、SSIDやパスワードなどWi-Fi利用に必要な情報があらかじめWi-Fiアクセスポイントに設定されており、利用企業側では届いた装置を有線LANに接続するだけでWi-Fi環境が構築できる。

 月額2980円(税別)の「ベーシックプラン」では、モバイル端末を最大50台(推奨)まで接続可能なアクセスポイントが利用可能。月額4480円(税別)の「ハイエンドプラン」では、アクセスポイント同士を無線で接続する“無線マルチホップ”や、トラフィック量やよく利用されているアプリケーションなど、利用状況を確認できる管理画面などを提供する。サービスの利用には、「BIGLOBEオフィスサービス」(初期費用2000円、月額費用500円・税別)の契約が必要。

 アクセスポイント1台あたり、ベーシックプランでは8個、ハイエンドプランでは15個のSSIDが設定可能。SSIDを分けることで、業務システムへのアクセスや、利用できるアプリケーションを組織ごとに制限できるほか、来訪者向けのWi-Fiでは社内システムへのアクセスを防ぐといった運用が行える。

(三柳 英樹)