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「インターネット白書 2015」が電子書籍とPODで発刊、一部特約店では店頭販売も

 株式会社インプレスR&Dは3日、「インターネット白書 2015」を発刊した。希望小売価格(税別)は、電子書籍版が1800円、プリントオンデマンド(POD)版が2800円。

 「インターネット白書」は1996年より発行されている年鑑で、今年で19回目。昨年発行の「2013-2014」版より、一般財団法人インターネット協会、一般社団法人ネットワークインフォメーションセンター、株式会社日本レジストリサービスの協力のもとリニューアル。電子書籍およびPODという形態となり、それまでの半額以下の価格設定で提供されるようになった。

 今回の「2015」版は、副題が「デジタル社会が加速する」。スマートフォン普及の次の波として注目されるIoT(Internet of Things)やM2M、ウェアラブルのほか、SIMロック解除義務化に伴うMVNOの行方、パーソナルデータ利用をめぐる法改正、サイバーセキュリティ対策・人材育成など、インターネットに関する技術・社会・ビジネスの動きを統計データや技術資料を交えて解説。総勢40名の識者が寄稿している。

 電子書籍版のフォーマットは、EPUB3/Kindle Format8。POD版は、B5判モノクロ・本文314ページ。

 電子書籍版はAmazon Kindleストア、楽天koboイーブックストア、Apple iBookstore、紀伊國屋書店Kinoppyで、POD版はAmazon.co.jp、三省堂書店オンデマンド、ウェブの書斎オンデマンド本 楽天市場店で、それぞれ準備が整いしだい販売開始する。

【お詫びと訂正 16:40】
 記事初出時、一般書店での販売は行わないと記述しておりましたが、これは誤りです。特約店の三省堂書店、有隣堂、紀伊國屋書店、八重洲ブックセンターでは、主要店舗においてPOD版を店頭販売するほか、一部店舗では取り寄せにも対応します。お詫びして訂正いたします。

(永沢 茂)