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雰囲気のある、いい感じのフォトムービーを簡単に作成できるソフト「PhotoCinema」

 株式会社デジタルステージは、フォトムービー作成ソフトの新製品「PhotoCinema」を5月28日に発売する。通常版とウェディング版があり、それぞれ収録されている素材やテンプレートのデザインが異なる。価格は、通常版・ウェディング版ともに1万4800円(税別)。対応OSは、Windows 8.1/7、Mac OS X 10.8.5~10.10.3。

(左から)「PhotoCinema 通常版」「PhotoCinema ウェディング版」

 2002年から販売しているフォトムービー作成ソフト「LiFE with PhotoCinema」シリーズで培った直感操作を引き継ぎながら、動画・写真素材に音楽やテキスト、エフェクトを加えた高度な動画を簡単に制作できるようにした。画像編集ソフト「SiGN Pro」も内蔵し、画像加工も行える。

 用途や目的に合わせて3つのモードを選択可能。素材を並べるだけで自動で動画を作成する「おまかせモード」、構成からエフェクトまですべてユーザーが設定する「じぶんでモード」、ストーリー設計が施されたテンプレートから作成する「シナリオモード」を用意する。

 音楽のテンポに合わせてタップすると、BPMを検出して音楽に連動した動画を作成できる「タップ機能」を搭載するほか、映像を分割してレイヤーごとにカスタマイズする「フレーズ編集」により、動画の上にテキストや別の画像・動画を重ねたり、多彩なフィルターを加えるといった複雑なレイヤー処理が可能。

 また、複数人での動画制作をスムーズにする「コラボ機能」を搭載しており、友人などに対する動画素材提供の依頼から収集までの作業を一元管理できる。依頼内容をまとめたウェブページを自動生成し、参加者にFacebookやメールで一括送信できるほか、進ちょく確認やチャットも利用できる。

「おまかせモード」設定画面
編集画面
音楽のテンポに合わせた動画を作成できる「タップ機能」
素材提供依頼・収集の手間を省く「コラボ機能」

 動画は、フルHD(1080p)で書き出し可能で、YouTubeやVimeo、Facebookなどのウェブサービスと連携して公開できる。デジタルステージのウェブ制作ソフト「BiND7」「BiNDクラウド」と連携することで、ウェブサイトの背景動画として利用することもできる。

(山川 晶之)