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世界中のスマホカメラを遠隔で互いに拝借するアプリ「ChainSnap」

 株式会社電通ブルーは、複数ユーザーでスマートフォンのカメラを共有できる無料アプリ「ChainSnap」を提供開始した。対応OSはAndroid 4.4以上で、iOS版は近日公開予定。

複数のスマートフォンのカメラをつなげて写真が撮れるアプリ「ChainSnap」

 最大24人分のスマートフォンのカメラを遠隔で借りて、自分のスマートフォンからシャッターを押して写真を撮ることができる。撮影した画像はスマートフォン内に保存できるほか、SMS、Facebook、Twitter、メールなどで共有可能。スライドショーも作成できる。

 ChainSnapは、Facebookと連携することで使用できる。アプリを立ち上げると、ChainSnapをインストールしているユーザーを表示。カメラの共有を申請すると、相手側に接続依頼の通知が届き、相手が共有の可否を選択する仕組みだ。Facebookで繋がっている友達だけでなく、それ以外のユーザーともカメラを共有できる。

 今後のアップデートで、Facebookの友達間のみでの利用や、メールアドレス、Instagramアカウントとの連携も検討しているという。

 電通ブルーでは、海外ユーザーのスマートフォンカメラを共有しての撮影のほか、スライドショーの制作からSNSへの投稿、イベントやライブ会場に設置されたカメラと繋げて臨場感のある写真を撮影するといった新しいコミュニケーション体験を提供するとしている。

(山川 晶之)