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Twitterのディック・コストロCEOが7月1日付けで退任、共同創業者のジャック・ドーシー氏が暫定CEOに

 米Twitterは11日、CEOを務めるディック・コストロ氏が、7月1日付けでCEOを辞任すると発表した。Twitterの取締役会は、新たなCEOを探すための委員会を設立し、社内外の人材から検討を行う。また、新たなCEOを決めるまでの暫定CEOとして、共同創業者で会長のジャック・ドーシー氏を指名した。

Twitterのディック・コストロ氏(2012年に行われた来日会見より)

 コストロ氏は、2009年9月にCOOとしてTwitterに加わり、2010年10月にCEOに就任。辞任表明にあたり、「Twitterチームと6年間で成し遂げたすべてのことを誇りに思っている」とコメントしている。コストロ氏は、CEO退任後も引き続きTwitterの取締役にとどまる。コストロ氏に対しては、Twitterの会員数の伸びが鈍化していることなどから、株主による退任圧力が強まっているといった報道がされていた。

 ジャック・ドーシー氏は、エヴァン・ウィリアムズ氏らと共同でTwitterを2006年に設立。2009年にはモバイル決済サービスの「Square」を設立した。ドーシー氏はTwitterの暫定CEOとともに、SquareのCEOも引き続き務める。

(三柳 英樹)