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9月1日の防災の日、Twitterユーザーは災害時のツイート訓練を

 9月1日の防災の日、Twitterを使った防災訓練に参加してみてはどうだろうか。Twitter Japan株式会社が同社公式ブログで、防災の日のツイート訓練4項目を提案している。

1)災害時に役に立つアカウントをフォローしましょう。
2)自分が災害に遭ったことを想定して、訓練ツイートをしてみましょう。
3)みんなに役に立つ情報を広げましょう。
4)状況報告のツイートをしてみましょう。

(Twitter Japan公式Twitterアカウントより画像転載)

 Twitter Japanでは今回、都道府県・市町村など全国の自治体に対し、「#全国防災訓練」および自治体名を含む「#◯◯市災害」といったハッシュタグを使って防災訓練ツイートを発信することをお願いしたという。

 そこでTwitterユーザーはまず、「#全国防災訓練」あるいは自治体名で検索し、自分に関係のある自治体のアカウントをフォローすることを呼び掛けている。このほか、国の防災機関、公共交通機関、報道機関など、自治体以外にも災害時に役立つアカウントが多くあると説明。こうしたアカウントをまとめた災害・防災情報発信用の公式アカウント「@TwitterLifeline」のリストを紹介している。

 2つ目、自分が災害に遭ったことを想定して、訓練ツイートを発信することを提案。ただし、実際に災害に遭った時は身の安全を確保したり、助けを求めることが先決であり、「ツイートは後回し」と説明。身の安全が確保でき、気持ちに余裕ができた後、自分の安否を他の人々に知らせるツイートをするよう呼び掛けている。なお、訓練ツイートの際は「#全国防災訓練」を忘れずに付ける必要がある。

 3つ目は、自治体のツイートなど、信頼できる情報源のツイートを拡散すること。ただし、その際は誰かのツイートをコピーしてツイートするのではなく、オリジナルのツイートをリツイートする方法をとるよう注意を促している。これは、避難場所の情報などを含め、その情報がいつ出されたものかが重要になる場合があるため。リツイートされたツイートは、オリジナルのツイートが削除されると自動的に削除されるため、古い情報が拡散されるのを減らせると説明している。

 4つ目は、周囲の被災状況を報告するツイートの訓練。Twitterユーザーから発信されたツイートが、他のユーザーや行政の災害対応に役立つ可能性もあるとし、例えば「(場所)は、被害なし。 #◯◯市災害 」「XX橋は流されてしまっています。 #◯◯市災害」といったかたちで発信すればいいという。余裕があれば、場所が特定できるような写真を添付したり、携帯端末とTwitterアプリの位置情報を有効にするなどすれば、より役立つとしている。

(永沢 茂)