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Acrobat ReaderとDropboxのiOSアプリが連携、お互いにPDFの閲覧や編集が可能に

 アドビシステムズ株式会社(Adobe)は24日、iPhone/iPad向けAcrobat Readerにおいて、Dropboxとの連携を発表した。Dropboxの対応プランは「Dropbox Basic」「Dropbox Pro」「Dropbox for Business」。

 Acrobat Reader、Dropboxアプリのアップデートで対応する。これにより、Acrobat ReaderアプリからDropbox内のすべてのファイルにアクセスできるようになったほか、DropboxアプリからAcrobat Readerを立ち上げてPDFファイルを閲覧するといったことも可能。

 Acrobat Readerで、PDFへのサイン、ハイライト表示、注釈、コメントを付けることができ、変更は自動的にDropboxに保存される。更新されたドキュメントは、Dropboxリンクや共有フォルダーから共有可能。また、2016年にはAndroidデバイスへの対応と、Dropboxのウェブサイトからでも連携できるようになる予定。

 今回のアップデートは、10月に実施したAdobeとDropboxの協業によるもの。これまで、Acrobat DCとデスクトップ版Acrobat Readerで、Dropboxとの連携を行っている。

(山川 晶之)