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ハヤカワ文庫の海外SF作品2000点から電子書籍化タイトルを決める総選挙が実施中

 古くから海外SFの伝道師としての役割を果たしてきたことで、SFファンの間では知らない人はいない「ハヤカワ文庫SF」。もっとも、作品の点数があまりに多いためか、電子書籍で読めるタイトルは、人気の高い「夏への扉」「アンドロイドは電気羊の夢を見るか? 」など一部にとどまっている。こうしたことから、どの作品を電子書籍化してほしいかを投票できる「ハヤカワ文庫 海外SF デジタル化総選挙」なる企画がスタートした。これはハヤカワ文庫SFの1~2000番の作品のうち未電子書籍化作品を対象に、一冊につき一人一回の投票を受け付け、上位作品の電子書籍化を実現するというもの。リストには書影のサムネイルも付いているので、画面をスクロールしながら読んでみたい懐かしの作品をポチポチしていけば済むという仕組みだ。年代ごとの並び替えもできるので、時代ごとの表紙のテイストの変遷を楽しむのにも最適。SFファンは要チェックと言えそうだ。