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3秒長押しで身の危険を周囲や警察に知らせる、指輪型ウェアラブルデバイス

  • tks24

2016年7月8日 06:00

　スマホと連携する指輪「Nimb」が、Kickstarterで人気製品となっている。これは緊急事態が発生した時に3秒間ボタンを押し込むことで、あらかじめ登録してあったメッセージを位置情報付きでスマホから送信するという仕組み。送信先は家族や知人のほか、警察署などを設定することもでき、さらにスマホの置き忘れをバイブレーションで警告する機能も備えている。緊急通報用のベルやアラームはすでに多数市販されているが、これらはバッグなどの中から取り出さなくてはいけないのに対して、この製品は指に常時装着しておきすぐに使え、また月額費用なども必要ないことが売り。創業者の知人が実際に強盗に襲われた際の体験をもとにしたという開発ストーリーの説得力は高く、発表されて約2週間で目標額の4倍もの資金を集めることに成功している。その仕様からして日本国内でそのまま使うのは難しそうだが、小型化・省電力化が必須命題であるウェアラブルデバイスの到達点にある製品と言えそうだ。