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バブル期と現在はここが違う! 品目ごとに消費金額の変化を調べたエントリーが話題に

 80年代後半から90年初頭にかけてのバブル期といえば、消費が派手だったことで知られるが、では、当時の家計を現在と比較した場合、具体的にどの品目の消費金額が大きく変化しているのかを調べたエントリーが、はてブやFacebookを中心に注目を集めていた。これは総務省統計局が公開している全国消費実態調査をもとに、バブル真っ只中の1989年と、2014年の勤労世帯の1人あたり金額を比べたもので、大きく増加しているのは「交通・通信」や「自動車等関係費」「光熱・水道」で、逆に大きく減少しているのは「こづかい(使途不明)」「世帯主こづかい」「贈与金」など。携帯電話やスマホによって通信費が大きく膨れ上がる一方で、自由に使えるこづかいが減少していることが分かる。エントリーではさらに、減少していてもおかしくない自動車等関係費が逆に増加している理由や、教養娯楽サービスの支出額についても詳細な分析を行っており、興味深い。一方で、「こんな要因も見逃せないのでは」という指摘がはてブのコメントを中心に多数寄せられており、それらもあわせて見ることでより実態が見えてきそうだ。