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米ニューヨーク市立図書館が自前の電子書籍アプリを開発、約30万冊を会員に貸出へ

 とある市立図書館がiOS/Android向けの電子書籍アプリを自前で開発し、約30万作品もの電子書籍の貸出サービスをスタートした。残念ながらこれは日本国内ではなく米ニューヨーク市立図書館の話で、同館が収蔵する約30万点の電子書籍をダウンロードして閲覧でき、期限が来たら自動的に返却扱いになるのだとか。図書館の既存会員であれば誰でも無料で利用できるこのアプリ、すでにApp Storeで公開されているが、画面を見る限りでは既存の電子書籍アプリと変わらないインターフェイスで、使い勝手もなかなかよさそう。今後はブラウザービューアなどの開発のほか、多言語インターフェイスにも対応していく予定とのことで、会員にさえなっていれば、同館の電子書籍を世界中で読める……という可能性もありそう。影響を受けたサービスが国内でも始まることを期待したいものだ。