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20年前のテキストサイトの元作者、コアなやりとりを通じて元読者に特定され動揺

 20年前に存在していたテキストサイトの元作者が、Twitterでたまたまフォローしていた元読者にリプライをしたことで、過去を特定されるに至ったという“事件”が、はてなブログ界隈で話題になっている。詳細はエントリーを直接ご覧いただきたいが、名前やアイコンを手がかりに判明するというありがちな経緯ではなく、エロゲにまつわるコアな話題についてTwitterでリプライをもらった元読者氏がその可能性に気づき、両者の主張がほぼそっくりであることを検証し、その上で特定に至ったという、言うなれば文章の既視感だけでつながったというレアケース。元作者氏からすると、まさかそんな昔のことを覚えている元読者はいないだろうと考えていたはずで、特定された直後の「発作的に窓から飛び降りたくなってきた」というコメントにも、その動揺ぶりがありあり。今回の一件はまだ微笑ましいやりとりの部類だが、多くの読者を抱えているサイトであれば、今回のようにたとえサイトを閉鎖してもその文体や主張を覚えている読者は多いはず。サイトオーナーにとっては嬉しいような怖いようなこうした“遭遇”は、これからますます増えていくのかもしれない。