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FreeBSDの原型にあたるUNIX系フリーOS「386BSD」が22年ぶりに更新、ソースコードも公開

 フリーOSの元祖とでも呼ぶべき存在「386BSD」のソースコードが、創始者の一人によってGitHub上に公開されているのが見つかり、海外で話題になっている。FreeBSDやNetBSDの原型にあたるこの「386BSD」、最後に更新されたのは1994年というから、実に22年ぶりに動きがあったことになるが、何よりユーザーを驚かせているのは、今回公開されたのが当時の最終リリース版であるバージョン0.1ではなく、そこから進化したバージョン1.0および2.0であること。創始者が運営するサイト「386BSD.org」では公開先のGitHubのアドレスが記されているだけで、具体的な経緯については触れられていないが、いずれにせよ貴重な遺産であることには違いない。なお、この件を報じているSlashdotでは、エミュレーターを利用してIntel 80386以外のCPU上でこの386BSDを動作させる方法もあわせて紹介している。