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Amazonマーケットプレイスでの空売り事業者が続々とアカウント停止の噂、参考価格表示と関連か
2016年11月16日 06:00
ここ最近、Amazonのゲームやフィギュアなど人気製品のページに「この商品の参考価格は○○円(税込)です」と表示され始めたことに、気付いている人も多いはず。これは、製品がマーケットプレイスで法外な価格で売られている場合に、参考価格を併記することで、どれだけ「ぼったくり」なのかが一目瞭然になるという、転売業者対策の一環とみられている。これに関連して、マーケットプレイスで空売りを行っていた業者および個人のアカウントが、続々と利用停止になっているとの噂が流れている。ここでいう空売りとは、発売前の製品を自ら予約したのち、現物が届く前に高値でマーケットプレイスに出品することにより、在庫を持たずして転売で利益を上げる方法のこと。ブログ「fig速」が伝えているもので、具体的な業者名が無いため真偽のほどは現状はっきりしないが、予約製品・限定製品で近頃ひんぱんに見られる行為であり、迷惑に感じていた人も多かったようで、このニュースに言及したブクマおよびツイートは歓迎の声であふれている。この仕組みでは、空売りが成立しなかった際に業者がAmazonでの予約をキャンセルすることで、Amazon自身が被害を被るため、単にそれを規制しただけではとの見方もあるが、いずれにせよ定価超え出品の規制およびそれを目的とした予約段階での買い占めにつながることは間違いなさそう。目に見えて効果が出るかどうか、今後の成り行きにもう少し注目したいところだ。
- 【Amazonマケプレ】転売対策に「予約商品の空売り」を規制(fig速)
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