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メッセージングサービス「ICQ」が20周年、サービス存続中もがらりとイメチェンした姿に驚き

 インターネット黎明期に全世界で高い人気を誇ったインスタントメッセージングサービス「ICQ」が、このたび20周年を迎えた。「I seek you」が転じてICQと名付けられたこのサービス、手軽にメッセージのやりとりができることに加え、相手のオンライン/オフラインの状況がわかるという、当時としては画期的な機能が受け、サービスインから4年後には登録ユーザーが1億人を突破するなど世界中で爆発的な人気を誇った。後発のサービスが続々登場したこともあって、現在は国内でその名を聞く機会はほとんどなくなっているが、現在もSkypeに似たインターフェースを持つ統合メッセージングソフトとして存続しており、ブラウザーから利用できる「WEB ICQ」や、iOS/Androidアプリも用意されている。すっかり使わなくなってしまったという人も、区切りの20周年にあたり、現在のICQがどのような姿になっているか、チェックしてみてはいかがだろうか。がらりとイメチェンした姿に驚くはずだ。ちなみに、当時のICQはかたくなに日本語化されず、有志によるパッチを当てるなどして使われていたが、日本語化されていない状況は現在も不変のようだ。