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睡眠サイクルを自動判定して通知、赤ちゃんの見守りにこだわったネットワークカメラ

 赤ちゃんを見守る目的で設計されたネットワークカメラは数多く市販されているが、これまでになかった仕組みを備え、Kickstarterで人気となっているのが「Raybaby」。通常の見守り用のネットワークカメラが備えるのはせいぜい動体検知や音センサーといったところだが、この製品はUWBレーダーの搭載により、98%の精度で呼吸の速度をトラッキングできるのが売り。赤ちゃんが眠っているのか起きているのかを自動的に判定し、ステータスが変わると通知してくれるため、つねにアプリを目視で監視しなくて済むほか、既存の動画撮影機能などと組み合わせることで、赤ちゃんが初めて言葉を発する瞬間をも録画できるとしている。価格は250ドルのところ、このKickstarterでは99ドルから購入できるとあって、希望者が殺到。すでに目標額の2倍近くに達している。家庭用のネットワークカメラの多くが業務用製品を転用した機能であるのに対して、徹底的に赤ちゃんの見守りにこだわったコンセプトは、今後の製品に影響を与えることもありそうだ。